
結婚指輪は一般的に、毎日、日常的に身につけている人が多いようです。
男性は寝ているときも、お風呂に入る時も着けっぱなしの人もいるかもしれませんが、女性は水仕事やお料理の時に外す事もありますよね。
いつも身につけている結婚指輪ですが、あなたは手荒れは大丈夫ですか?
指輪を着けているあたりのピンポイントの手荒れはとてもかゆくて辛いものです。
今回は結婚指輪による手荒れについてご紹介します。
Contents
結婚指輪を普段からずっとつけっぱなしの人の割合は?
某アンケートで調査したところ、既婚者の方に「結婚指輪をいつもつけていますか?」という質問に68.5%が「はい」、31.5%が「いいえ」と回答し、約7割の方が指輪をつけっぱなしであるという結果が出ました。
結婚指輪のつけっぱなしで雑菌による衛生面の不安要素は?
結婚指輪つけっぱなしによる手荒れ・炎症
結婚する前まではあまり指輪をつける習慣がなかった方に多く起こるかもしれません。
今まで手荒れとは無縁の生活を送っていたのに、結婚指輪をするようになってから手荒れで薬指がかゆくてしょうがない!一番の考えられる理由は雑菌によるものです。
指輪をつけたままの状態で雑菌が繁殖し、手の水虫になる例も多いので注意が必要です。
手のひらの皮膚がむける、指の付け根がかゆくなる、皮膚が厚く固くなるなどの症状が出てくるのであれば、早めに皮膚科のお医者さんに行くことをおすすめします。
指輪をつけて手を洗ったとしても、指と指輪の間にいる雑菌はそう簡単には洗い流せません。
時には指輪をはずして、手も指輪も綺麗に洗い流すことにより、清潔に保つように気をつけましょう。
アレルギーによる手荒れの可能性もある
また金属アレルギーが原因かもしれませんので、まずは皮膚科に行きましょう。
なかなか良くならない場合は一度、結婚指輪をはずして様子を見て見ましょう。
常につけている事で、指輪にも当然ながら雑菌も付着しています。
雑菌による食中毒の危険性が高くなる
特に暑い夏に流行る食中毒は家庭の食事でも起こるため、指輪の裏側に付着している雑菌が食材にうつる可能性もあります。
いくら手を念入りに洗ったとしても、指と指輪の間に入りこんだ菌はそう簡単に洗い流せません。
洗ったと思っても、再度念入りに洗い、きれいなタオルでよく水分をふき取りましょう。よごれたタオルで拭くと、雑菌が繁殖しているので、また菌が付いてしまいます。
すでに手荒れになってしまったときの対処法は?
保湿外用薬を常に携帯して、乾燥部分にぬることで少しずつ回復すると思いますが、一番良いのは、すぐに皮膚科のお医者さんに相談するのがベストです。
結婚指輪を良い衛生状態に保つ方法は?
ご自宅で簡単にできるクリーニング方法をお伝えします。
食器用の中性洗剤を入れた、ぬるめのお湯に指輪をひたす方法
クリーニング前に準備するもの
①お湯の入ったコップ
②食器用洗剤(数滴)
③タオルもしくはティッシュペーパー
クリーニングのやり方の手順
①お湯の入ったコップに中性洗剤を数滴落とす。
②そのコップに指輪を10~15分ひたす。
③指輪をコップから取り上げて、ふやけて浮いてきた汚れを水で洗い流す。
⑤最後にティッシュかタオルできれいにふき取る。
これで完了です。
なかなか汚れが取れないときは、やわらかめの歯ブラシで磨きながら水で流してもよいでしょう。
クリーニングの注意点
①ブラシでみがけるものは、ダイヤモンドやルビー、サファイヤなどの固くて強い宝石だけにしましょう、でないと傷ついてしまう可能性も出てきます。地金だけのゴールドやプラチナ類も大丈夫です。
②指輪の石(宝石)がついている土台が、ゆがんでいる場合は、洗う最中に宝石が取れてしまう可能性があるので、その場合は専門業者にクリーニング(傷消し)および、ゆがみ直しを依頼しましょう。購入したお店でもやってもらえると思います。
クリーニングのスパンは?何日に一回が良いの?
忙しければ、スパンは2~3週間に1度のペースが良いでしょう。
欲を言えば、1週間に一度出来れば、衛生面でもベストです。
つけっぱなしでも衛生面がきれいに保ちやすい指輪のデザインは?
出来るだけシンプルで凹凸の少ないフラットなデザインが良いでしょう、皮膚に引っかかることも少なく、壁にこすった時に汚れが付きづらい、そんなデザインが有効です。
手の側に石が無いハーフエタニティリングなどは、日常生活においても支障が少ないと言われていますが、赤ちゃんの育児中などに、ふとしたことで敏感な肌を傷つけてしまう可能性もあるので、一時的に外しておくと安全です。
つけっぱなしでも比較的安全な結婚指輪の素材は?
ずばりプラチナです。プラチナは比較的傷つきにくく、非常に耐久性の高く、硬くて変形しにくい素材です。
それでいて見た目のデザインも輝きも非常に上品です。
ですが、いくらプラチナの指輪といっても、毎日つけていれば汚れや傷がついてきます(傷に汚れも入ってきます)。
そのため、定期的にきれいにクリーニングしておきましょう。
つけっぱなしで生活するメリットもちゃんとある
結婚指輪は夫婦にとって絆のようなものですから、どのような理由があっても外すことはお互いにとってあまり気持ち良いものではありませんよね。
安心感につながる
ずっとつけていることにより、自分には一生涯の愛を誓った相手がすぐそばにいるという安心感にもつながります。
指輪を無くす心配がない
常につけていると、指輪をなくす心配もいらないですしうっかり置き忘れるといったこともありません。
もし失くされたときはこちらの記事をご参考ください。
【結婚指輪をなくした時の探し方!紛失保証も確認しよう!】
まとめ
結婚指輪は毎日つけっぱなしの習慣がありますが、たまにはずしてキレイに洗い流すことが手荒れの対策になります。
手荒れになってしまった場合は、乾燥させないように保湿も大切です。
暑い季節には、指輪との間に潜む雑菌による食中毒も心配ですよね。
一度指輪をはずして、手も指輪も綺麗に洗って清潔にしましょう。
これからも、私が実際に体験したこと、知らずにいて「へ~!」と思ったことを忘れないようにまとめていきます。
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