
弔電を受け取ったら、お礼をする…
当たり前のようでいて、頻繁に訪れるものではありません。
どのような形でお礼をすると良いのでしょうか?
また、コロナの影響で遠方に行くことが困難な今、
弔電の利用者が増える可能性もあります。
弔電をもらったときのお礼のマナーについて
について調べてみました。
こちらの記事弔電のお礼はいつまで?文例やマナーは?
では以下のことをまとめていましたね。
- 一週間以内にお礼をする
- 親しければ電話でも良い
- お礼をする人が多ければ書面でもOK
- 連名で受け取った場合、一人一人、
全員にお礼を伝える
などなど。
お礼の時期や形式について
触れていましたね。
今回は「文面」を起こす際のマナーと
弔電と一緒にお香典を受け取った場合についてまとめみました。
弔電のお礼で気を付けるべきマナーとは?
まずは【例文】を実際に読んでみましょう!
亡き母◆◆の葬儀の節は、
ご多忙中にもかかわりませず
ご丁重な弔電を賜り、
誠にありがたく、厚く御礼申しあげます。おかげさまで葬儀告別式は
滞りなく済ませることができました。
つきましては、お伺いいたし
御礼申しあげるべきでございますが、忌中につき略儀ながら書中をもって
ごあいさつ申し上げます。
この文面にはどんなマナーが
汲まれていたのでしょうか?
そもそも日本語の敬語の使い方について
普段あまり使いなれない方であれば
誤った敬語で送ってしまいがちです。
仕事柄、普段から使う方も
いらっしゃるかもしれませんが、
そうではない方にとってはつまずいてしまう事も多いのではないしょうか?
こういった書面で文章をまとめる時には
「最低限のマナー」を知っておくようにしましょう。
弔電のお礼の文章マナーとは?
■故人の名前の書き方
「亡き父」・「亡祖父」・「亡き母」
「亡祖母」・「故 ○○」・「故 ○○儀」など
■社葬の場合
「弊社○○ 故○○」・「弊社○○ 故○○儀」など
■お礼の言葉の書き方
忙しい中、弔電して頂いたことへのお礼の言葉を入れるようにしましょう。
■季節の挨拶文は不要
頭語の 「拝啓」や結語の「敬具」は
入れても入れなくてもどちらでも良いようです。
いかがでしょうか?
参考の文例をそのまま使うから大丈夫!
という方はとくに心配することもないと思いますが、
自分自身で文面を書いて送りたいという方は
上記の内容を組み込みながら
書いていただければと思います。
弔電と一緒にお香典をいただいている場合はどうすればいい?
弔電と一緒にお香典を受け取る場合もありますよね。
参列者の方に託して受け取ることもあるかと思います。
香典のお礼は、四十九日、
または、三十五日と言われています。
(三十五日=月末に亡くなられて、
四十九日では三カ月にわたってしまうような時)
お返しとして、粗供養と書いた物と書面を添えて改めてお礼をしましょう。
ただし、その時までは何もお礼はしなくていいというものではありません。
そこまで気遣ってくれているからこそ、
まずは一週間以内に何らかの形でお礼を伝え、
あらためて四十九日や、三十五日に
香典のお礼をするようにしましょう。
お葬式とはご家族を亡くされた
ご遺族にとってとても心労のあるものです。
そしてそんなあなたを思うからこそ、
参列が出来なくとも「弔電」で弔いの意を伝えます。
マナーにのっとっただけの事務処理のお礼ではなく
あなたの感謝の気持ちが伝わりますように。
もしあなたの身近に弔電を受け取った際の
「お礼」について知らない方がいれば
ぜひ教えてあげてくださいね。
これはその後の人付き合いに関わる
大切な作法でもあります。
まとめ
ここでは私が実際に弔電を送る際に、
困ってしまったことや、
知らずにいて「へ~!」と思ったことを
忘れないようにまとめてみました。
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