
お盆のお供え物と言えば、おはぎ!という方が
多いのではないでしょうか?
この時期になると、スーパーなどにも多くの
おはぎが並んでいますよね。
それにしてもなぜ、お盆にはおはぎを
お供えするようになったのか気になりませんか?
お盆とは?
お盆とは、ご先祖様の霊を供養し、
冥福を祈る行事その行事を行う期間です。
お盆の語源は、仏教における
盂蘭盆会(うらぼんえ)と言う仏教用語を
省略したものだと言われています。
江戸時代からの檀家制度により、
秋と春二回のお彼岸と共に、夏の時期にも
ご先祖様の霊を供養するお盆という風習が
一般庶民にも広まったそうです。
現在、一般的にお盆の期間は
8月13日~16日とされています。
ちなみにコチラの記事で
【お盆の由来とは?】
さらに詳しくご紹介していますので
興味のある方は覗いてみてくださいね。
おはぎを供える意味とは?
お盆の時期に多くおはぎをお供えとする事には
以下ような二つの意味があると言われています。
・魔除け
・五穀豊穣(ごこくほうじょう)
魔除け
昔から【赤】という色には魔除けの力があると
言われており、祭りごとやお祝いの時に
【赤】は重宝される色でした。
そのため、小豆を使用したお祝いごとに欠かせない
お赤飯やあんこはお供え物に適していると
定着したようです。
お赤飯は明るいピンク色で華やかなのでお祝いごとに
適していると思っていましたが、小豆には魔除けという力も
あるのですね。
私も今回初めて知りました。
五穀豊穣(ごこくほうじょう)
また、お米から作られるお餅には穀物などの
農作物が豊作になるように【五穀豊穣】という願いが込められているのです。
この様なことから、ご先祖様の霊を供養する際には、
魔除けの力がある小豆と五穀豊穣の願いを込めた
お餅を使用したおはぎをお供えするようになりました。
おはぎとぼたもちって何が違う?
ちなみに…みなさんはおはぎとぼたもちの
違いって知っていますか?
実はおはぎとぼたもちは呼び名が違うだけで同じ物なのです!
え!そうだったの!と私もびっくりしました。笑
季節によって呼び名が変わるだけ・・・
春は春の花である牡丹からぼたもち、
牡丹餅(ぼたもち)
形も牡丹に似せて丸々とした大きな形です。
秋は秋の花である萩からおはぎ、
御萩(おはぎ)。
おはぎの形は萩の花に似せて細長く小ぶりの俵の形です。
ちょっと勉強になりますね。
まとめ
自宅に仏壇がない場合や、実家への帰省や
お墓参りに行けない場合でも、おはぎを用意して
実家へ電話をし、仏壇にお線香を立ててもらう。
そしてご先祖様の事を思い出しながら
おはぎを食べる。
なんて事もありかもしれませんね。
ご先祖様へ
「元気にしてますか?」
「いつもありがとう!」
「天国から見守っていてね」
などの感謝の気持ちを伝えながらお供えをして
お盆を迎えられるといいですね。
これからも、私が実際に体験したこと、
知らずにいて「へ~!」と思ったことを
忘れないようにまとめていきます。
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