
ご存じの通り、
灯籠流しは
お盆の時期になると、
人々が川岸や海に集まって
幻想的な雰囲気の中、
日本の各地で
行われていますよね。
灯篭流しは夏祭りや花火大会と一緒に
行う地域が多いようです。
灯籠とは死者の魂を弔うために、
灯籠やお盆にお供えしたものを
海や川に流すのですが、
そもそものお話…
灯籠とはいったい何なのだろう?
そう思ったこと、ありませんか?
そこで、今回、灯籠・灯籠流し
の意味を調べてみました!
Contents
灯籠とは?
灯籠とは漢字の通り、
灯りをともす籠(かご)
の事です。
私は普段、意識せずにいたのですが
神社へ行くと必ずあるものなのだそうです。
あなたは気がついたことはありましたか?
見た事はありますか?
灯籠のもともとは
日本古来の照明器具だったそうで
仏教の伝来と共に、日本にやってきました。
[引用元:http://ew.sanuki.ne.jp/rekimin/mukasinodougu.html]
神社には金属製の灯籠が多い中、
灯籠流しでは、
紙や木で作られている灯籠を流します。
灯籠流しとは?
灯籠流しは、お盆の期間に
行われるイメージがあると思います。
お盆の期間はご先祖様の霊が
迎え火によって、
この世に帰ってくるため、
再びあの世に送り出すための
送り火の一種が
灯籠流しとされています。
ちなみによくこの「送り火」「迎え火」と
一緒にある風景はナスとキュウリですよね。
そちらも気になる方はぜひ下記の記事を
ご参考ください♪
そして、灯籠流しは行わない地域もあり、
各地に様々な特色があります。
その一つとして、有名なのは
京都・広島で行われる
灯籠流しです。
京都では花火大会と同じ日に
灯籠流しが行われ、
広島では原爆によって亡くなられた方を
慰霊するために行われています。
これは私も初めて知ったのですが、
お盆の時期に花火大会が
多く開催されるのも、
もともと打ち上げ花火は
送り火の行事の一つであったと
されているのです。
迎え火としては盆提灯が有名ですね。
現代が抱える問題
灯籠流しは昔から
行われてきた行事ですが、
現代ではある問題を抱えています。
毎年何十トンと出るゴミの問題です。
最近では川や海への汚染も考慮し、
行わない地域も増えてきています。
昔はそのまま放置していた
地域もあったかもしれませんが、
現在では川の上流から
流した灯籠を下流で回収したりと
環境問題に発展しないよう、
取り組みが行われているようです。
あの幻想的な光景が
なくなってしまうよりも、
伝統を守るために
いろいろな取り組みが
行われているのは少しホッとしますね。
また、私たち自身が協力できることも
あるかもしれません。
まとめ
灯籠流しは、花火大会と
合同で行われたりしているので
幻想的な光景できれいだな~
という印象でしたが、
お盆に行われている
花火大会も送り火の意味が
あったとは驚きでした。
夜の川や海にたくさんの灯は
キレイで幻想的なもので
このような灯籠流しだと
ご先祖様も気持ち良く
あの世に帰っていけますね。
私も実際にこの目で
灯籠流しを見た事はないので、
一度は行って見てみたいものです!
2020年はコロナの影響で
色々な夏の催しが延期や中止になっています。
来年には賑やかな夏が戻ってきますように。
これからも知らずにいて
「へ~!」と思ったことを
忘れないようにまとめていきます。
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