お墓には遺骨を入れる骨壷を納める納骨室(カロート)があります。

お墓を建てたばかりのときは、もちろん何も入っていませんが、年月が経つにつれて先祖代々受け継がれ骨壷(こつつぼ)も増えて行きます。

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お墓自体はそんなにも大きなものではありませんので納骨するスペースにも限りがあり、一杯になる日が必ず来ます。

もうこれ以上骨壷(こつつぼ)入らない状況になった場合、どうすれば良いのでしょうか?

新しくお墓を建てるにしても莫大な費用がかかり、管理も容易ではありません。

今回はお墓の納骨室(カロート)が一杯になった際の対処法をご紹介します。

納骨室(カロート)が一杯になった際の対処法

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(引用元:http://www5.hp-ez.com/hp/eizen/page1)

お墓には骨壷を納める納骨室(カロート)があります。

ここにご先祖様の遺骨を納め、代々受け継いできているのです。

しかし、普通はお墓自体、あまり大きなものではないですし、それに対して納骨室のスペースも
ある程度スペースが限られてきます。

納骨室がいっぱいになってしまった時、一体どのようにすればいいのでしょうか?

①ご遺骨を土に還す

昔から、人は亡くなった後は生命が誕生した大地へ還すという風習から埋葬されてきました。

その大地に還すという風習から古いご遺骨を骨壷から出し、土に還す方法です。

お墓の底部分は土になっている場合があります。

その土の上に直接広げてあげるのが一般的です。

ご遺骨は時間がたつと分解されて土へと還っていきます。

33回忌や50回忌をめどに、古いお骨から土に還すといいでしょう。

②遺骨を粉骨する

お墓がコンクリートの上に建っている場合、土に還す事ができません。

そのような場合は粉骨といい遺骨を細かくして粉末状にし、かさを減らす方法です。

ご遺骨を砕く事に少々抵抗はあるかと思いますが、宗教的にも法律的にも全く問題はありません。

粉骨の代行業者などもあるようです。

粉骨して一つの骨壺にまとめると、新たなスペースが生まれます。

③布袋に入れる

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(引用元:http://www.teihoku.com)

骨壷自体もスペースをとりますので、骨壷にこだわりがない場合は布袋に移す方法もあります。

遺骨を土に還すという昔ながらの風習があるのですから、そういった意味からすると骨壷よりも布袋に入っていた方が合っていますよね。

骨壷から布袋に移すことにより、納骨スペースも余裕が生まれます。

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遺骨を処分するときの注意点!

粉骨しないで遺骨のまま処分すると遺棄罪に問われます

そして許可なく私有地に散骨するのも犯罪です(納骨室の中は問題ありません)。

あとは、火葬場で火葬された遺骨を粉骨して撒く分には違法ではなくなりますが、散骨する場合は2mm以下まで細かくしなければなりません

専門業者に依頼できる

粉骨は自分でやるにしても親族でやるにしても、精神的に抵抗があると思います、その場合は代行サービスを利用することもできます。

そして粉骨の処分業者さんもあり、粉骨込みで供養したのち、散骨または合祀してもらえる方法もあります。

①粉骨のみ代行してくれるサービス(1万円~1.5万円)

②粉骨後、海に散骨してくれる(2~3万円)

③永大供養墓(えいだいくようはか)に合祀(ごうし)する(20~30万円)

④樹林葬をする(10~30万円)

整理したお骨(遺骨)を分骨したい場合の手続きの方法は?

①墓地の管理者に分骨証明書を発行してもらう

遺骨が納められている墓地、あるいはお寺などに分骨を希望する旨を伝えて分骨証明書を発行してもらいます。

②魂抜き(たまぬき)をしてもらう

魂抜き閉眼法要または、お性根抜きとも言う)はご自身が信仰しているお寺(菩提寺)のご住職にお願いします。

費用相場は3~5万円(お車代・食事代込み)です。

③お骨(骨壺)をお墓から取り出す

お墓の墓石を動かして納骨室(カラート)から骨壺を取り出しますが、墓石を動かすのは力のかかる作業なので石材店に有料でお願いすると良いでしょう。

④魂入れ(たまいれ)をしてもらう

分骨を済ませて、お墓に骨壺を戻したあと、再びご住職にお願いして魂入れ(開眼法要)をしてもらいます。相場3~5万円(お車代・食事代込み)

⑤分骨先へ分骨証明書を提出

別の新しいお墓を建てて、そこに分骨したり、もしくは分骨先が永代供養墓(えいだいくようはか)だったりする場合は、その引っ越し先の墓地の管理者に分骨証明書を提出する必要があるので、それまで大切に保管しておいてください。

分骨証明書を失くした場合の対処法

分骨証明書を紛失した場合は元のお墓のある自治体に、故人の氏名、お亡くなりになった日、火葬日を伝えれば、何度でも再発行できるようです。

分骨したお骨のいろんな保管方法

①手元供養で保管する

手元供養と言って、ご自宅に保管します。

故人を身近に感じることが出来るのがメリットです。都心などで部屋が狭く、どうしても場所が取れない方には、ミニ仏壇などもあるようです。

最近では入れ物として、リビングなどでも合うような、おしゃれなインテリアとしても使える骨壺などもあるようです。


(ミニ仏壇引用→http://urx2.nu/Nl3e)


(おしゃれな骨壺引用→http://urx2.nu/Nl3t)

②ご遺骨(粉骨)をリングやペンダントにする

粉骨は加工することにより、リングやペンダントなどのステンレス製のアクセサリーになります。

最近ですと、犬や猫などのペットの遺骨も粉末状にして納めてアクセサリーにする人も多いです。


(引用→http://urx2.nu/Nl36)

まとめ

お墓の骨壷が一杯になって納骨するスペースが無くなった場合、また大きく建て直したり、新たに建て直す必要がないという事が分かり、安心しましたね。

ご遺骨を土に還す場合でも粉骨する場合でも、少し小さめの骨壷に一部の遺骨を入れてあげるのも良いかもしれませんね

最近ではミニ骨壷といって、様々な大きさのものやデザインの物があるようなので、お墓の中のご先祖様も気持ちを込めて丁寧に扱ってくれると喜んでくれるかもしれません。

お墓の納骨スペースには必ず限りがあり、いつかは必ず一杯になってしまいます。

これを機にあなたもご家族と一杯になってしまったときどうするか話し合ってみてはいかがですか?

これからも、私が実際に体験したこと、知らずにいて「へ~!」と思ったことを忘れないようにまとめていきます。

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