亡くなられた故人の
ご遺体を綺麗に保存しおくためには
どういった処置が必要なのでしょうか?

葬儀から火葬が終わるまでに
一週間かかってしまうことも
火葬場の少ない都市部では珍しくありません。

そういった長期間の保存が
必要であった場合に、
ご遺体が傷まないようにする
「エンバーミング」といった
遺体衛生保存方法が注目を集めています。

前回の記事では
「エンゼルケア」や
遺体保存処置と
「エンバーミング」との違いに
ついてご紹介いたしましたね・

  • 「エンゼルケア」との違いはなに?
  • どんな時に使われるもの?
  • 「エンバーマー」という専門ライセンス!

エンゼルケアとエンバーミングの違い!その目的とは?

今回の記事ではさらに具体的な部分に
焦点を当てていきたいと思います。

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「エンバーミング」って何をするの?

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「エンバーミング」は、
欧米では葬儀の際に一般的に行われているものです。
故人がまるで生前のままに眠っているかのように
また、長期間ご遺体が傷まないようにすることを
目的として行われています。

そしてそれは、ご遺族の悲痛な悲しみを
少しでも和らげ、慰めるためとも言われています。

具体的には、
遺体が常温でも保存されるように
まず遺体内に残る飲食物の残滓や体液
血液を吸引して除去したり、
動脈から防腐剤を注入するなどの
処置を行います。

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さらに、そうした防腐処置を施した後
遺体の全身と毛髪を洗浄し、
美容的な処置や化粧などで表情を整え
最期にご遺族の希望に沿った衣装を着せます。

こうして、遺族にとっては
故人があたかも生前のままに眠っているかのような
安らかな姿を修復して保つことが出来るのです。

身繕いや、死化粧をするのは
通例の死後措置でも同じですね。

ただし、通常の措置では、
遺体の腐敗の進行を遅くするために
ドライアイスなどを使い、
冷やすという
「応急措置」のみ
しか出来ず
冷やしている部分が
変色してしまったり
します。

「エンバーミング」を行ったご遺体では
そうした保存におけるご遺体の損傷なく、
常温での長い保存を可能にするのです。

ただし、こうした「エンバーミング」を
行うことができるのは
「エンバーマー」とよばれる
専門技能者のみ
遺体処置技術だけでなく
医学・生理学などの知識・技術を修得し、
なおかつ葬儀葬送やグリーフケアの
知識・経験も求められます。

日本のエンバーミング事情とは?

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日本ではまだエンバーミングは
一般的ではないのが現状です。

エンバーマーのライセンスを持つ人も
欧米と比べてまだまだ少ないようですね。

なお、日本では医療機関の一部でも
「エンバーミング」を提供している
ところがあります。
ただし、保険適用外のため
費用は全額自己負担
20~30万ほど掛かってしまいます。

しかし、1994(平成6)年には
葬儀業界を中心として
「日本遺体衛生保存協会(IFSA)」
が設立されました。

エンバーミングへの取り組みや
エンバーマーの育成が積極的
始まったのです。

近い将来、
欧米並みに多くの葬儀社が
エンバーミングを提供できるようになると
期待されています。

こいった取り組みが広まれば、
大都会特有の問題となる、
「火葬までにかかる日数」
ご遺族が気に悩むことも
なくなるかもしれませんね。

ぜひ注目していきたいところです。

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こんな業者には要注意!

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一部の葬儀社の中には、
死後処置として通常行われる
エンゼルケア(遺体清拭)や湯灌、死化粧)などを
「エンバーミング」と称して、
見積書などの費用項目に記したり
高額請求するところがあるそうです。

これはエンバーミングが
日本では一般的に知られていないことを
逆手に取った悪質な請求ですね。

しかし、上記の通り、
「エンバーミング」は
これら通常の遺体処置や
メークアップとはまったく違うものです。

見積もり書を確認する際には、
しっかりと項目にも目を通すこと
トラブル回避にもつながりますので
よく確認することをお勧めいたします。

 

これからも、私が実際に体験したこと、

知らずにいて「へ~!」と思ったことを
忘れないようにまとめていきます。

この雑学があなたの役に立てれば
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